コリトレール(※2019年 当時)に入社し半年間の研修期間を終え、やっとスタートラインに立てたときのことを思い出しました。
まずは目の前の業務をこなすこと、そして指名をとり売上を伸ばすこと。
そのことだけに集中していました。
言ってみれば「自分のためだけ」に働いていました。
「会社のために」働けるようになったのはコリトレールに入って数ヶ月先のことでした。
それと同時に、店舗全体をまとめることやスタッフを成長させることに面白さを感じ、より一層仕事が楽しく感じていました。
今一番嬉しく思うのはスタッフ達が自分自身の課題を一つ一つクリアして、生き生きと仕事をしている姿を見ることです。
その手助けが出来ればこの上ない幸せですし、役職者としての成長を感じる時でもあります。
また自分が成長するにつれて会社からも任せてもらえる仕事も増え、研修講師の勉強もさせてもらえるようになりました。
近いうちに実際に講師もさせてもらう予定ですが自分自身の研修に対する理解度が高くなければ講師は務まりません。
そのような壁にぶつかると、知識も人間力も自然と身につきます。
そしてなにより鍼灸師である以上、治療技術を学ぶことをやめてはいけないなと感じています。
世の中にはまだまだどこにいっても治らない疾患を抱えている人や、自分の疾患が鍼灸適応であると気づいていない人も沢山いる中で、
もっともっとその患者様の受け皿になっていき、鍼灸師として世の中の社会貢献をしていくことが、私たちの目指すべきところじゃないでしょうか。
そしてそのような成長体験ができる会社に入ることが、ひとりの鍼灸師として、人間としてのスキルアップに繋がるでしょう。
ハリアップカレッタ汐留院
院長 村田 海