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顔面神経麻痺:顔面神経麻痺/鍼灸治療レポート6

60代 女性
病状:16年前に発症 左顔面神経麻痺(ベル麻痺)

現病歴

16年前、突然、耳の後ろが痛くなり仕事が終わり次第、耳鼻科を受診。
耳鼻科では「寝てれば治る」と言われそのまま帰宅したが、翌朝ストローを使って飲み物を飲もうとしたときに飲めないことに気付いた。脳の問題ではないかと思いすぐに脳神経外科クリニックを受診し、ベル麻痺の診断を受けた。クリニックは入院施設がなかったため、外来でのステロイド注射、ビタミン剤(メチコバール)の処方、電気治療などを行った。
1ヶ月経過しても回復しないため、心配になり他の病院に受診したところ医師から「もう治らない」と言われ、その他の病院でも診てもらったがやはり「もう治らない」と言われたため、その後の治療は行わなかった。

インスタグラムを見ていたときにビートたけしさんの顔面神経麻痺を治した先生の鍼灸院があることを発見し、少しでも良くなりたいと思いドクター・リウ鍼灸院 西新橋院に電話し予約された。

鑑別診断

麻痺は片側性で、顔の左側の動きが悪い。
16年経過した現在、空調の影響で乾燥を強く自覚し、日光などもまぶしく感じやすい。
他覚的では口をイーとする動作、口をへの字にする動作などの動きが悪い。
疲れがたまると顔面神経麻痺発症時と同じ耳の後ろが痛くなり、比例して麻痺症状も悪化する気がするが、入浴すると少し改善される様子。

治療法

脳内の血流改善、そして頚部・肩部の筋肉の緊張を緩め新陳代謝を高めるアプローチ。
同時に自律神経を整えるための腹部へのアプローチをし、その後、顔面部(顔面神経の走行上でDr. Liu Methodにおける治療ポイント)の鍼・マッサージを併用して行った。
施術後、下瞼の浮腫み減少による目の周りのすっきり感、目が大きく開くことを自覚される。
発症してから時間が経っていることもふまえて、週に1回のペースで鍼治療の継続の必要性を説明。
また、腸内環境改善を目的にベイビーフローラを毎食後に飲むよう指導し、鍼治療においても顔面部のアプローチと自律神経のバランス調整も一緒に行うことで、症状の改善度を向上させていくことを共有した。

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