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坐骨神経痛:坐骨神経痛/鍼灸治療レポート5

女性 40代 会社員
症状:左足のしびれ、股関節の痛み

現病歴

ランニングが趣味で2日に1回10キロのランニングを続けている。2020年11月の上旬にジョギングをしていたところ、左足に痺れと股関節の痛みが出現した。
整形外科を受診しMRIを撮り、軽い腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛と診断された。ずっと座っているとしびれが出現し、調子が悪いと1日中痺れを感じるようになるが全く痺れない日もある。
足のストレッチをすると楽になる。
股関節の痛みを感じるようになって1ヶ月。日常生活の負担をなくし、痛みを感じることなくまたランニングができるように改善したく、Google検索で腰痛・坐骨神経痛治療に特化したハリアップカレッタ汐留院を見つけ来院された。

鑑別診断

ランニングの疲労による下肢の筋緊張が起きている。
梨状筋に伸展ストレスをかけるとふくらはぎにしびれが出現。
大腿神経や仙腸関節に異常は見られなかったことから、臀部の筋緊張により神経根が圧迫され症状が出現したと判断。

治療法

1回目の鍼治療は、特に緊張が強い腰下肢を中心に環跳(かんちょう)と殷門(いんもん)などのツボを使い、腹臥位と側臥位にて臀筋の筋緊張緩和と血流改善のためのアプローチを。
仰臥位にて臀部・下肢のストレッチと抵抗運動を。
動作時痛を確認したところ、梨状筋に伸展ストレスをかけたときのしびれが消失。
無理のない範囲で梨状筋とハムストリングスのストレッチをし、5日以内の来院指導。
2回目は4日後に来院され、前回治療を受けた次の日は少ししびれが強くなったが、そのあと今日までは調子が良く痛みもしびれもないとのこと。身体が軽かったため来院前の午前中に1ヶ月振りに4キロのランニングしたが特に違和感はなかった。
腰下肢の施術に加え、脳内の血流増進と内臓調整のため頚部や肩周りにもアプローチした。

1回目の鍼治療から4回目までは2週間で4回の来院。
季節柄、冷えが加わったときなど、ふとした拍子にしびれが発症することはあるが、日常的な痛みやしびれは消失した。
5回目以降はメンテナンスのため月に1回、現在も来院されている。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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