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眼精疲労:眼精疲労/鍼灸治療レポート8

女性 40代 会社員(デスクワーク)
症状:眼精疲労
発症:2020年7月

現病歴

来院される1ヶ月半前から、目の疲れが気になり出した。
朝の起きがけは良いが、徐々に疲れていき、特に仕事後は目を開けているのも辛く、眼精疲労に伴い頭痛が出ることも増えた。
今年の4月からテレワークが始まり、仕事のパソコンがデスクトップからノートパソコンに変わったこと、画面のサイズも24インチから13.3インチに変わったことが影響しているように思う。
仕事は6日/週でAM9:00~PM7:00頃までで、休憩時間は合間に少し取るだけ。ホットアイマスクを使うと楽になるそう。
あまりにも目の疲れが気になるため、近くの眼科に受診したが、これといった原因は分からず、首肩こりも自覚していることから「パソコン作業作業からくる目の疲れでしょう」と言われた。(視力が今年4月時点で1.2あったが、今は0.7が見えるくらいまで落ちてしまった。)
現状、仕事にも少し影響が出始めているため、症状が進行しないよう今のうちに何か対策はできないかと思い、インターネットで見つけたハリアップ六本木ヒルズ院に来院された。

鑑別診断

頚部の自動運動:前屈(痛みはないが、頭~頚の後ろにつっぱり感が出現)
その他の自動運動・抵抗運動は全て(-)
ホットアイマスク(血流改善)で症状改善し、パソコン作業で悪化するということをふまえ、頚肩・目を酷使することによる頚肩・目の周辺の血流の悪化からくる筋疲労性の眼精疲労の可能性が高い。
※ 4月からテレワークが中心となり長時間(10時間前後/日)、パソコン画面が小さくなったことなどから以前よりも頚肩・目の負担が大きくなっていると考えられる。

治療法

頚部から肩、目の周辺の血流改善と筋緊張緩和により、症状改善を目指す。
また、脳脊髄液を意識したアプローチにより自律神経の働きを調整し、負荷のかかりにくい状態にしていくことを患者と共有し、治療開始。

1回目の治療は、鍼治療が初めてということもあり、鍼は弱目の刺激でマッサージ中心の施術を。施術中に患者に確認しつつ刺激量を調整。
伏臥位から側臥位に移行する際には「これだけでも頚肩こりが少し楽になってきた」とのこと。そのまま側臥位の施術にストレッチを併用。
側臥位の施術後は「頚肩はもちろん、目も楽になった」と仰っていた。
最後に目の血流をより良くするため、仰臥位で目の周辺にマッサージ施術。「痛気持ち良い刺激なのでずっと押していて欲しい」とのこと。
施術後は目がスッキリして目の疲れはもちろん、目の開き具合も改善(自覚だけでなく、他覚でも確認)した。
現在の症状は疲労の蓄積によって生じているものと思われるため、悪くなる速度を抑えるために仕事の合間に1回、仕事後に1回のホットアイマスクによるケアを指導した。

2回目、1週間後。前回の治療後、だるさもなく調子は良かった。
ホットアイマスクも実施できており、効果を実感できているので継続されている。前回後の調子の良さなどふまえて前回同様の施術を行う。
施術後、前回以上に良くなった気がするとのこと。
1週間空けても良い状態が維持できていること、仕事の忙しさなどふまえて、今後は1週間から10日ほどの間隔で治療を行うことでより良い状態を維持することを目指す。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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