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自律神経失調症:自律神経失調症/鍼灸治療レポート7

男性 50代 教師
症状:イライラ、眼精疲労など

既往歴

左耳の突発性難聴

現病歴

教師になって5年ほどたったとき、過度なストレスがかかり体調を崩されたそう。その頃から眼精疲労、頭に霧がかかったような感覚があり改善されなかった。
体調によっては生徒相手にもイライラしやすく、感情のコントロールがうまくできなくなり、夕方になると目が落ちてきて開けているのがつらいと感じるようになった。
以前、突発性の症状を発症したこともあり、早めに体を整え症状改善したいと、ドクター・リウ鍼灸院に来院された。

鑑別診断

寝起きから目に疲労感を感じ、ホットアイマスク、眼科で処方された目薬(筋肉を弛緩させる作用があるもの)を使用しても書状は変わらなかった。
仕事柄出勤時から仕事中、退勤するまでずっと気が張っていてストレスが溜まっているため、緊張性のものだけでなく自律神経の乱れも眼精疲労に影響を与えていると考えた。
ストレス過多による自律神経失調症と考える。

治療法

頭皮や頚部の緊張、背部や腹部の緊張も強く、全身がこわばっている状態であった。
数年前に受けた鍼治療の刺激が強かったこともあって、若干の恐怖心があるとのことなので、マッサージから始めて身体の緊張を緩和させる。リラックスした状態で、脳への血流を改善するため天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)付近の硬さを取ったあと、脳脊髄液の循環を改善するため、大椎(だいつい)、身柱(しんちゅう)、神道(しんどう)に刺激。自律神経バランスの調整のため、上大椎(かみだいつい)に置鍼した。
次に仰向けで太衝(たいしょう)や合谷(ごうこく)に刺激をし、最後に副交感神経優位の状態に促し頭部のマッサージで自律神経の調整を行った。

初回の施術終了時に、今まであった頭のもやもや感がスッキリしたと仰っていただけた。
筋肉の緊張と自律神経の乱れが感情の起伏にもつながっていることを説明し、しばらくは1週間に一度の鍼治療を続けてもらった。
6回ほど、約1ヶ月半続けて治療したところ、もやもや感はかなり改善され、感情の起伏も落ち着いたとのことだったので、それからは2週に一度の鍼治療を継続している。
毎朝、朝日を浴びたり散歩など軽い運動をして、セロトニンの分泌を促すように指導した。

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