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美容鍼:美容鍼/鍼灸治療レポート5

女性 50代 会社員
主訴:頭痛、眼精疲労、顔の左右差、顎周りのたるみ

現病歴

休日も仕事優先の毎日を送られていて、週1回ペースでハリアップ丸ビル院で鍼治療を受けている患者さん。
祝日等、時間がゆっくりとれるときに、眼精疲労・頭痛・顔の左右差や顎周りのたるみの解消と、体の症状改善だけでなく美容のコースを希望。コロナ禍でリモートワーク中心の生活になり、仕事環境も変わり(会議もリモートになったり、自宅中心の食生活になり体重増加等)慣れないことで更にストレスが溜まっている。

鑑別診断

来院当初よりうまく切り替えられるようになっているが、リモートワークの影響からか頭痛が出やすい状況になっていて、酷いときは頭痛薬を服用している。
頭を締め付けられるような鈍痛で、孫悟空の輪っかで締め付けられているような感じ。天候により頭痛が悪化する時もあり、頚部の筋緊張、後頭部は硬く盛り上がっていることから、筋緊張型頭痛と判断。
天候や長時間のパソコン作業での眼精疲労、ストレスが伴い更に悪化させていると考えられる。
頚部、肩部の筋緊張が顕著で、前傾姿勢での仕事による腹部の圧迫から硬さや冷えもみられる。ストレスの影響による血液・水分代謝の低下で老廃物が溜まりやすくなっていることも考えられるが、会話する機会が減り顔の筋肉を刺激することも自然と減ったことも影響していると考えた。

治療法

ストレスによる症状改善を希望されたので、脳神経疲労コースに美容鍼ベーシックをプラスして治療を。
大椎(だいつい)、啞門(あもん)、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)に刺鍼。頚部周辺だけでなく、日頃動かすことの内肩甲骨周りの天窓(てんそう)、肩にあるツボ肩井(けんせい)を刺激し、肩甲骨周囲を緩め血流促進を図った。イライラしやすくなっていることもあり、慢性的な眼精疲労もあるので、肝兪(かんゆ)、血海(けっかい)にも鍼を打つ。
印堂(いんどう)、百会(ひゃくえ)を刺激後、額から側頭部も水牛鍼を使って丁寧にほぐし、手技も加える。

お顔は、頬車(きょうしゃ)、顴髎(けんりょう)、廉泉(れんせん)、四白(しはく)、魚腰(ぎょよう)に置鍼。
くいしばり、噛みしめで硬くなった顎まわりを緩め、手技で左右差を調整しながら引き締めのマッサージをした。
施術後、顎まわりのもたつき感、たるみがすっきりし、頬の位置上がり左右差も調整された。疲れていた目もパッチリ開くようになって、血色も良くなったことを鏡で確認。
顔面部への血流促進のためにも重要な頚部、肩周りが軽くなり、頭痛も消失。「輪っかがはずれたみたいにスッキリした。鍼があるから仕事も頑張れる。」と嬉しいお言葉を頂いた。

生活指導

暑くなると、アイスや飲み物も冷たいものが欲しくなりますが、内臓に負担がかかるので、なるべく常温のものを摂るように。
お風呂あがり等、エアコンをつけたままでうたた寝してしまうことが多いということなので、内外、お身体冷やさないよう気をつけてお過ごしいただくようにお伝えする。

脳神経疲労コースは、ストレスが多く首肩だけでなく体が緊張しやすく頭までガチガチに凝りかたまっている自覚のある方、頭を締め付けられるような筋緊張型頭痛でお悩みの患者さまにおすすめのコース。
頭痛には色々なタイプがあるため、施術コースは担当者にご相談ください。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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