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寝違え:寝違え/鍼灸治療レポート12

女性 40代 会社員(デスクワーカー)
症状:寝違え
発症:2020年11月中旬

現病歴

2020年11月中旬、来院1週間前に寝違えを起こし、痛みがあまり引かないので来院された。
発症時の痛みから来院時の痛みは10→7程度に軽減しているが、痛みが一週間経っても引かないのは初めて。頚部の左回旋、後屈動作で頚部から肩甲骨内縁にかけて痛みがあり、仕事中に後ろや横の人と話すときに支障が起きる。
寝違えは一年に1~2回ほど起こしている。年のせいなのか、目がかすみ視力もどんどん下がっている自覚があるそう。
毎晩、缶ビールを2~3本飲んでいて、暴食気味でもあるが、胃もたれやお通じの調子など、お腹の不調は感じていない様子。
繰り返す寝違えを根本的に治すために、ハリアップカレッタ汐留院に来院された。

鑑別診断

頚部の左回旋、後屈動作で頚部から肩甲骨内縁にかけて痛みが出現するも、頚部付近に炎症所見はみられなかった、腹部の触診で臍上部付近に強い圧痛を感じており、胃や内臓に疲労感がみられた。
仕事での姿勢不良に加えて内臓機能の低下により血行不良が起きてしまい、寝違えの症状を助長させてしまっているので、内臓機能を高めることで繰り返し起こしている症状の再発防止に備える。

治療法

慢性的な疲労が重なり筋肉の血行不良が起きていると判断したので、硬結がみられる局所の治療と内臓機能を高めることに意識して治療することを患者と共有。
内臓の調子を整え筋緊張緩和の治療をしていくため、頭部と頚部の天柱(てんちゅう)、完骨(かんこつ)、肩井(けんせい)、上大椎(かみだいつい)、膏肓(こうこう)、頬車(きょうしゃ)に刺鍼。
頚部の可動性、関節の位置を整えるため、頚部の整体・抵抗運動を行った。
次に、内臓の機能を整えるために、腹部へのアプローチをかけ、腹部の指圧マッサージと大横(だいおう)に置鍼、腹臥位では肝兪(かんゆ)、志室(ししつ)に行い自律神経の調整を行った。
不自由なく仕事を行えるように来院間隔を詰めて3回ほどの鍼治療を行った。
3回目の施術後、ほぼ痛みを感じることなく過ごせるようになったが、胃や肝臓といった内臓の機能を高めるために、現在、週1回のペースで来院し定期的に治療を行っている。

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