どうして「肩こり」になるの?
「肩こり」の原因は、冷え・姿勢の悪さ・ストレス・運動不足 など様々ですが、パソコンやスマートフォン使用による負担が原因で、辛い毎日をお過ごしの方も多いと思います。
日々行うデスク作業時の姿勢は、腕を前に出しやすいように肩甲骨を外に開いた状態になっています。胸の筋肉がギュッと縮み、僧帽筋や肩甲挙筋など、背中にある筋肉が外側に引っ張られている状態です。
肩甲骨が開いた状態で長時間過ごすと筋肉に負担がかかり、緊張してこわばります。
そうなると、縮んだ筋肉が血管を圧迫して血流が悪化、血液が巡らないので酸素や栄養分が筋肉まで充分に運ばれなくなり、乳酸等の疲労物質が生成されます。
乳酸が増えるとさらに筋肉が収縮し、神経が刺激されるので痛みが生じます。
鉄板のように固くガツガツで辛い!! どうすれば、コリって解消できるの?
要約すると肩こりの原因は、こわばった筋肉が血管を圧迫し、血流が滞ってしまうことです。そのため、血流改善がコリを取り除く1つの方法であることはお分かりいただけると思います。
運動やストレッチを行うことでコリの予防になると言われているのはそのためです。
筋肉は、力を入れ(収縮)、その力を緩めリラックス(弛緩)した後にほぐれやすくなり、柔軟性を取り戻すという性質を持っています。
心臓から送り出された血液は、動脈を通って全身を巡り、静脈から心臓に戻ります。静脈は血液を送るための力が弱いので、指先や足先から血液を戻すには筋肉の力を借りる必要があります。
筋肉の収縮と弛緩が交互にくり返されることで、血液を滞らせることなく送り出すことができます。
しかし、肩こりになると筋肉が常に緊張してしまい、このサイクルが正常に起こらないので血液循環が悪くなります。
身体を動かすことが習慣になってくると、筋肉にとって常に快適な状態も保たれるため肩こりができにくく、できたとしても解消しやすい身体になってきます。
その他、姿勢を悪化させる動作や生活習慣の見直しを。
・足を組んだり、片足のみに体重をかけて立つクセは、骨格をゆがませる原因になります
・枕や靴なども、自分に合ったものをチョイスしてください
・バッグを掛ける肩を時々変えてあげたり、スマホやPC作業時の姿勢にもご注意ください
・冷えにも気を付け、バランスの良い食生活を
定期的なマッサージや鍼治療を、お身体のサポートにお役立てください。