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変形性膝関節症:変形性膝関節症/鍼灸治療レポート14

男性 30代 配送業
症状:両膝の痛み

現病歴

来院される2週間前から両膝の内側に痛みが出ている。1ヶ月前から配達業を始め、筋トレにもなると思い、重い荷物を持ちながら走ったりエレベーターを使わず階段で運んでいた。
元々デスクワークで運動もしていなかったので、急に膝に負担をかけたことで痛みが出た様子。
長時間の車の運転もあるので、腰にもつらさを感じている。膝をマッサージしたりサポーターをして何とか過ごしている状態で、仕事に支障をきたすので早く治したいと思いハリアップに来院。

鑑別診断

マックマレーテスト(-)、アプレーテスト(-)、内反外反ストレステスト(-)、前方後方引き出しテスト(-)
上記検査の結果から、半月板や靭帯に問題はないと考えた。
元々運動をしていなかったことで、急に重い物を持って走ったり階段の上り下りを繰り返していたことによる、使い過ぎ(オーバーユース)による痛みと判断した。

治療法

まずは伏臥位で、腰から下半身全体的にマッサージでほぐし、志室(ししつ)、環跳(かんちょう)、殷門(いんもん)に刺鍼し、腰殿部、大腿の筋肉の緊張緩和、血流改善を図った。
下腿部は委中(いちゅう)、委陽(いよう)、陰谷(いんこく)に刺鍼し、膝周りの血流改善を。ほか、承山(しょうざん)、飛揚(ひよう)、太谿8たいけい)、崑崙(こんろん)に刺鍼し、膝の運動に関係している下腿の筋肉の緊張緩和を図った。
膝の治療で重要な膝裏をしっかりマッサージし、膝裏に掌を置き膝関節の屈曲でストレッチ。
次に、仰臥位で膝蓋骨上角、内膝眼、外膝眼、陰陵泉(いんりょうせん)、足三里(あしさんり)に刺鍼し、膝周りの血流改善を図り、最後に膝裏に腕を入れて膝関節の屈曲でストレッチをした。

生活指導

仕事で膝に負担がかかるのは仕方ないが、オーバーユースにならないよう、特に負担のかかる階段の下りではエレベーターも使うよう提案。
また、仕事の合間で下肢のストレッチを入れるよう指導。痛みの出ている膝の内側やお皿のマッサージをしていたとのことなので、膝裏のマッサージの重要性とポイントを伝えた。

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