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頭痛:頭痛/鍼灸治療レポート16

40代 女性 会社員
症状:片頭痛

現病歴

3~4年前から片頭痛に悩まされ、最近住む環境が変わるなどしたためか、ほぼ毎日のように拍動性、締め付けられるような痛みの併発が起こり、首肩こりやめまいも出現するようになり、精神的にも不安定になることが多くなった。食事や睡眠のリズムも乱れている。
整体や気功等も試したが思うように症状が改善しなかったため、鍼治療を行ってみようとインターネット検索にて当グループ治療院の症例報告を見て、自宅近くのハリアップセルリアンタワー院の来院を決断した。

鑑別診断

気圧の変化で頭痛が出るときは拍動性、日常的なストレスがかかった場合は締め付けられるような頭痛が出るため、片頭痛と緊張性頭痛を併発している状況と考えた。
普段から精神的に不安定な部分もあるため、自律神経の乱れもかなりある状態として治療を開始。

治療法

現状は締め付けられるような頭痛を自覚していたため、まずは自律神経バランスの調整のための腹部へのマッサージを行い(全体的にかなり張りが強い状態)、ホルモンの活性を促した後、足の冷えも顕著だった三陰交(さんいんこう)に置鍼を行い、全身の気血のバランスを整えた。
その後、伏臥位になり頚部の天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、完骨(かんこつ)、瘂門(あもん)、上大椎(かみだいつい)、膏肓(こうこう)、腰部の志室(ししつ)、命門(めいもん)に刺鍼し、その後、側臥位にて、翳風(えいふう)に指圧で刺激を入れた。
最後にお腹を再び触れたところ、張りの軽減を自覚されたとともに、頭痛もほぼないくらいまで軽減した。
上記の治療を週1回で3回治療した段階で継続した頭痛はなくなり、首肩こりやめまいが改善。気持ち的にも楽になり、外に出る機会が多くなった。
現在は治療頻度を空けて、様子を見ている状態。

生活指導

根本の原因は自律神経の乱れにあると感じたので、生活のルーティンを決め規則正しく生活するよう指導。いきなり全てを時間通りにというわけではなく、何時までに布団に入るや何時までに朝ごはんを済ませるなど、できることから始めてもらった。
日常の些細な変化を報告してもらい、ご自身でも増悪寛解因子を理解してもらうことが不安の解消につながるため、情報共有しながらも完治へ向け治療を継続されている。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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