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自律神経失調症:自律神経失調症/鍼灸治療レポート19

男性 30代 会社員
症状:自律神経失調症

現病歴

2022年4月からリモートから出社に切り替わったタイミングで、不眠や倦怠感、便秘に悩まされており、仕事が手につかないほど辛いので治療に専念するため2022年8月に退職。今後症状が落ち着いたら復職を考えている。
病院を受診したところ自律神経失調症と診断され、鍼灸が自律神経のバランスを整えられると聞き、治療例を見て10月上旬にハリアップ六本木院に来院。

鑑別診断

4月で生活環境の変化があったことで不眠、倦怠感、便秘。最近では肩こり、背中の張り、手足の冷え、頭痛なども気になり始めている。
これらのことから、精神的ストレスによる自律神経バランスの乱れにより、上記の症状が出現していると考える。

治療法

頚部の緊張、背部や腹部の緊張も強く、全身がこわばっている状態であった。
伏臥位では脳脊髄液の循環促進、ドーパミン・セロトニンの分泌を促し、自律神経のバランスを調整するため、瘂門(あもん)、天柱(てんちゅう)、上大椎(かみだいつい)、大椎(だいつい)、膏肓(こうこう)、心兪(しんゆ)、に単刺し、上大椎に置鍼した。
腰部から仙骨部、殷門(いんもん)、委中(いちゅう)、承山(しょうざん)、飛陽に単刺で刺激。
仰臥位では肩がまるまり、肩の筋肉や胸の筋肉の緊張が強くなっていたためストレッチを。さらに副交感神経を優位にするため、前腕から手部、下腿から足部・足底へのマッサージ、自律神経の反射として滞りがみられる腹部にマッサージし、巨闕(こけつ)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)に単刺し、腹部のマッサージで治療終了とした。

初めの3回までは3日に1回来院してもらい、治療後は夜の寝つきも良くなっている。
夜や早朝は冷え込みやすい時期になってきているため、体の緊張や冷えにより自律神経のバランスが崩れやすいので手足や体を冷やさないようにアドバイス。鍼治療とセルフケアにより途中で起きることも減り、熟睡できる日が増えてきたので、心と体に余裕がでてきたとのこと。病院での治療と並行し、現在も週1回のペースで鍼灸治療を継続している。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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