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自律神経失調症:自律神経失調症/鍼灸治療レポート23

男性 30代 会社員
症状:めまい、吐き気

現病歴

来院される2週間前に、めまいと吐き気の症状が現れた。
病院に行って検査を受けたがメニエール病ではないと診断され、吐き気止めとめまい薬を処方された。今は薬で症状は抑えられているが、いつまた症状が出るか不安なこと。
また、3週間後に親族の結婚式があるので、それまでに体調を万全にして出席したいと話された。インターネットで「鍼―自律神経の乱れ」と検索し、ハリアップ六本木ヒルズ院がヒットし来院。
半年前に転職をし、職場環境に馴染めずに仕事をしていたそうで、慣れないデスクワークに加え、職場の人間関係でも問題があり、相当なストレスが溜まっている様子だった。

鑑別診断

回転するようなめまいではなく、頭がぼーっとなる感覚でふわふわしているような感じ。難聴や耳鳴りなどの耳の症状は無し。後頭下筋や僧帽筋、肩甲挙筋、起立筋郡、腰部の筋緊張が強い。
便秘などの症状はないが張り感があり、圧痛もある。自律神経の不調からくるめまいと判断し治療をしていく。

治療法

頚肩や脊柱起立筋などの筋緊張緩和や背部兪穴や頭部への刺激と内臓へのアプローチをすることで、自律神経の調整をしながら症状緩和を目指す。
まず伏臥位で、頚部部から下肢までマッサージを行い、全体の硬さを確認。
次に天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、完骨(かんこつ)、大椎(だいつい)、肩井(けんせい)など頚肩部の経穴に刺鍼。その後、胸椎、腰椎の棘突起の指圧と肩甲骨内縁のツボに置鍼した。抜鍼後、背部兪穴にも刺鍼をして自律神経の調整を行う。
仰臥位では頭部、腹部のマッサージを行い、副交感神経優位になるよう腹部の経穴に鍼をして自律神経バランスの調整を図った。
施術後は全体的に体が軽くなった感覚と頚部の筋緊張緩和も自覚された。自律神経の不調を改善していくためにも継続して治療をしていくことが症状改善につながり、再発予防になることを共有し、1週間後の予約をとっていかれた。

その後は週1回の治療を計3回行い、めまいや吐き気などはだいぶ改善されてきた。

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