肉離れについて
肉離れの原因と治療例について
肉離れとは、筋肉の一部が断裂した状態のことを言います。スポーツをしているときや、運動不足の方が急に体を動かしたときなど、筋肉の急激な収縮によって起こります。
肉離れを起こすと、その瞬間に筋線維の断裂音が聴こえることがあります。音に気付かないまま運動を続けていると、断裂部が少しずつ広がって、切れた筋線維が両端の付け根に引っ張られるかたちでだらーんと垂れ下がり、その後、痛みが生じます。内出血を伴うこともあります。
肉離れを予防するには、日頃使っていない筋肉を中心にしっかり準備体操をして関節をほぐし、いきなりではなく徐々に運動の強度を上げていくことが大切です。
肉離れのよくある原因
スポーツ中など、筋肉に急激な負荷や衝撃がかかった場合に発症します。
また、長時間同じ姿勢でいることが多い方や、運動不足の方の筋肉は硬くて弾力がないため、筋線維が急な伸び縮みに対応できず、肉離れが発生します。
どの筋肉でも生じる可能性はありますが、とくに太ももの裏や内側、およびふくらはぎの筋肉は肉離れを起こしやすいです。
東洋医学的には、肝臓・脾臓の働きが低下することによって筋肉に疲労が溜まり、筋肉を動かす指令が上手く伝わらなくなることで肉離れが発症すると考えられています。
肉離れの治療例
肉離れが起きている場所に直接鍼を打ち、断裂した筋線維の修復を促していきます。
その後、損傷部位に対し局所と遠位の両方から、筋線維や経絡(気の通り道)の流れに沿って、縦横に刺激をします。
治療後は必ず冷やすようにアドバイスします。
翌日以降も間隔を空けずに2~3回治療することで痛みは軽減します。
また、肝臓・脾臓など、消化器系のツボを刺激して消化機能を改善し、栄養の供給をスムーズにして筋肉の働きを良くすることも、肉離れの回復につながります。
肉離れ・捻挫/鍼灸治療レポート1 男性 7歳 小学2年生 捻挫 肉離れ
来院前日の学校の体育の時間、サッカー中にボールを蹴ろうとした際に軸足である左足を捻った。病院は行っておらず、アイシングなどを行ったが痛みの変化はない。
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