その不調…自律神経が原因かも。
CMで耳にしたり、何となく思い当たるけど、自律神経って一体何モノなの?
私たちが毎日活動する上で必要なモノだということだけは、ぼんやりと…そんな方も多いはず。
神経の役割は、脳から送られてきた信号を身体
に伝えることですが、その信号は、脊髄などに伸びる中枢神経を通り、
末梢神経へと伝わっていきます。
末梢神経は、自分自身でコントロールできる体性神経とコントロールできない自律神経。
大きくわけて、この2つの神経から成り立っています。
例えば、「よーい、スタート!!」で走るとき、手足を動かすなど自分の意思でコントロール可能な動きを司るのが体性神経です。
一方、全力疾走すると心臓がバクバクしますが、心臓の動きを自分で止めることはできませんよね。
このように、自分の意思でコントロールできない動きを司るのが自律神経です。
こちらも、大きくわけて2つ。
1つが交感神経で、もう1つが副交感神経です。
交感神経と副交感神経…この2つ何が違うの?
簡単に説明すると、交感神経は、お昼の活動時に働く神経で、作用すると緊張や興奮で心拍数が上昇し、血管は収縮します。
副交感神経は、夜間、睡眠中等に働く神経で、日中の活動に備えて身体をリラックスさせ、胃腸の動きを活発にします。
つの神経は、同時に機能することはできません。
それなら、リラックスできる副交感神経が優位な状態で継続する方がよいのか?
副交感神経がずーっと優位な状態になっていると、活動できなくなったり、
何もしたくなくなり、うつ状態になってしまうことも…。
現代は、生活や環境要因等で交感神経が優位な状態になっている人が多いため、
常に緊張し、血管収縮が続き、血行不良で冷えや肩こり、精神面での不調も出てくることで
片頭痛や便秘などの複合的な症状で悩む方が増えています。
2つの神経がうまく機能することで、私たちの生命活動は保たれます。
休む間もなく胃腸が動いていると、こちらの疲労が肩こりや背中の張りとして表れることも。
何を試してもなかなか不調が改善されずお悩みの方は、自律神経バランスの調整に鍼治療の選択をおススメします。
お気軽にご相談ください。