歳をとると、疲れやすい。
体力がなくなった。
筋力がおちてきた。
無理がきかなくなった。
関節が痛い。
お肌のハリがなくなった等、色々な声をお聞きしますが…
加齢で自律神経の働きも衰えるの?
答えは、YES!!です。
自律神経の働きは、年齢とともに衰える傾向があります。
特に、副交感神経。
10年ごとに、約15パーセント働きが低下すると言われています。
性別により差がありますが、男性は、20〜30代、女性は30〜40代にかけて急下降。
えっ?!そんなに早く…
職場や家庭環境等、様々な環境で生じるストレスは、交感神経を優位にさせ、
副交感神経の働きを鈍らせます。
低気圧の影響で片頭痛や月経前症候群の症状が悪化する方が増えているように、
近年では天候の影響が副交感神経の働きを低下させてしまう要因の一つになっています。
現代では、職場や家庭でも交感神経優位になっていることが圧倒的に多く、
更なるストレスから心身ともに不調が積み重なるという悪循環をもたらします。
自律神経の乱れから生じる身体の不調については、また次回に。
永遠に年をとらない人はいませんが、年だからと諦めるのではなく、
体を労わり、年齢と上手に付き合っていくこと。
また、高血圧や高脂血症、糖尿病など生活習慣病が引き金となる脳梗塞や心筋梗塞といった脳血管障害等の未病予防に
「ちょっと頑張りすぎてるよ」「このままだと首こりが限界!頭痛になりそう」「寝不足で体が重だるいよ」
体のサインにも耳を傾けて、病になる前に鍼治療での体質改善、はじめませんか?
病になってからの治療ではなく、いかに予防していくかで未来が変わります。
年齢に関係なく、自律神経はバランス良く働いてくれるはずです。