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重症と診断された顔面神経麻痺

2020/07/03

突然、目が閉じられなくなり、病院で重症の顔面神経麻痺と診断され、動くようになるとしても3~4か月はかかるだろうと言われ、投薬以外に何かできることはないかと当院に来院された患者さんのお話です。
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【来院患者】50代女性・自営業
【症状】顔面神経麻痺(ベル麻痺)
    右目が閉じられない・物を飲むときにこぼれる
    水がこぼれる・味覚が鈍麻
【発症時期】2015年5月
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顔面神経麻痺と疑いながら病院に行って重症の顔面神経麻痺(ベル麻痺)と診断を受け、完全に治るのか、元のように動くようになって仕事も会食もできるようになるのかという不安と、仕事で人に会うことが多いのでできるだけ早く治したいという焦りを抱えて来院されました。

5/8:1回目の鍼治療終了後、瞼が少し動くようになり、うがいもできるようになった
5/11:3回目の鍼治療終了後、翌日の朝から劇的な変化があり、瞼が閉じるようになったり、全く動かなかった鼻も少しだが動くようになった
5/26:14回目の鍼治療終了後、病院で検診
重症のため回復するまでに時間がかかると言われていたが、想像を超えて良くなったと医師が驚くくらいまでに回復され
治療後は毎回、額のしわ寄せ・頬を膨らます・口笛を吹く・口をイーっとする、顔の筋肉の状態を確認するため動きで変化を共有。

患者様の声(大西_顔面神経麻痺)

顔面神経麻痺は発症したらできるだけ早く神経への負担を軽減させる必要があります。
また、発症後すぐに治療する場合においても、変化が見られるまでの期間は要因にもより様々なこと。
徐々に快方に向かうことが多いため、先に起こりうる経過や治療内容について患者さんに理解してもらい、余計な不安を解消することも重要です。
その上で、鍼灸治療による血流改善で末梢神経の回復を促すことやエアコン含め、冷気が患部に直接あたることで症状が悪化することが多いことを説明し、外出時はマスクの着用で保温することをアドバイスしながら治療を重ねました。

こちらのお手紙をくださった患者さんはの筋電図の検査においても重症と診断されたそうですが、治療が終了するころには、外見上、まったくわからなくなるくらいまでに改善されました。

まだまだ世間一般的に顔面神経麻痺に対する鍼灸の有用性を知っている方は、ごく少数です。

私たちコリトレールグループ治療院では、西洋医学的な治療に加え、当院独自のドクター・リウ・メソッドに基づいたアプローチにより、末梢神経の回復速度を飛躍的に向上させ症状の早期改善を目指し、後遺症の発現リスクができるだけないよう治療しています。

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