2023年1月18日の朝起きたら、瞬きの反応が遅く強く目を閉じようとしても力が入らないことに異変を感じて、不安なままインターネット検索を。
病院で診察を受ける前に問合せ
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【来院患者】70代・女性/主婦
【症状】右顔面神経麻痺(ベル麻痺)
右目が強く閉じられない
【発症時期】2023年1月
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お電話を受けて、午前中であれば予約可能とお伝えし、予定通り来院。
3日前くらいから何となく右目や口元に違和感があったが、とくに気に留めることもなく過ごしていたので、強く目を閉じようとしても力が入らないことに気付いたときは、びっくりしたそうです。
すぐに症状をインターネットで検索し、顔面神経麻痺の症状に酷似していたので、病院を検索しようと「顔面神経麻痺」と検索したところ、一番上にあがってきたドクター・リウ鍼灸院のホームページを見て、顔面神経麻痺の治療は発症から早い方が改善も早いと症状について説明があったので、病院よりも先に鍼灸治療を受けようとすぐに電話したと話してくださいました。
今朝、麻痺を発症したということもあり、来院時点では強い閉眼以外は比較的、筋肉に力が入っている状態で、総院長の診断からもベル麻痺と判断し治療を。
耳下腺周囲に炎症が起きていることもも触診で確認できたため、顔面神経根幹部のツボ、翳風(えいふう)の周り3点にお灸をしてから鍼の施術となり、顔面部から後頚部、耳下腺周りもしっかりと鍼の刺激が伝わるように施術。
発症から1週間程度は症状が進行すること。
そのため病院では、発症直後ステロイド治療のため、通院または入院になること。
短期間に続けて末梢神経に対し鍼刺激をすることで進行を緩やかにして、筋肉の動きの改善につながることを説明し、翌日も治療することに。
「症状に対する説明や良くなりますよと言う声がけがあって、ここでなら良くなると確信がもてたので、続けて治療を受けようと思った。全く心配していない。」と話して帰られました。
2回目の来院時、閉眼はできるようになっていましたが、全体的に麻痺が進行していて口角の挙上は不可。
施術の内容は大きくは変えずにアプローチを。
ドクター・リウ・メソッドの顔面神経麻痺治療の基本は、顔面神経根幹部のツボから刺激することです。その上で、発症要因にもなっている炎症部位や顔面部のツボに鍼刺激をしていきます。
脳神経外科や耳鼻咽頭科での検査後にステロイド治療を開始され、その後の経過観察後に数ヶ月経ってから来院される方が多い中、異変を感じて病院の診察よりも先に鍼治療を開始された珍しいケース。
4回目の治療後は「だいぶ顔が動くようになってきた!とても嬉しい。」と話され、セルフケアにも取り組まれたおかげで7回目の治療で卒業となりました。
発症してすぐに問い合わせて本当に良かった!
こんなに早く改善するとは思っていなかったので鍼灸は凄い!
とても嬉しそうに話してくださいました。
顔面神経麻痺は早期に治療を開始することで完治できるのです。
その治療法のひとつに鍼灸治療があります。