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ぎっくり腰:ぎっくり腰/鍼灸治療レポート4

男性 40代 会社員(メインはデスクワーク)
症状:ぎっくり腰

現病歴

受診日当日の朝、物を拾おうとした際に腰(ベルトライン付近)を痛め、すり足での歩行になり、徐々に前屈、後屈、側屈いずれの動作でも痛みが出るようになったため、症状を改善したく来院。
仕事柄出張等で移動することが多く、疲れが溜まると体が固まる感じは自覚していた。腰付近の既往歴や内臓の不調はなし。
過去3度ほどぎっくり腰の経験があり、今回が一番動けず辛い状態。
仕事や生活に支障をきたしているため、早く通常通りの動きをしたく来院された。
鍼灸治療は数年前に受けたことがあるそう。

鑑別診断

繰り返しの痛みや内臓の不調等はなく、前屈・後屈・側屈等動作時の症状が強いため、筋・筋膜性の急性腰痛と判断した。

治療法

・1回目の鍼治療
下位腰椎周辺に炎症があったため、患部は触れず委中から腓腹筋(膀胱経)に反応がでる程の刺激を入れた。その段階で前後屈の可動域が改善され、股関節の屈曲もし易くなった。
鍼は頚部から肩甲骨周りの天柱、風池、上大椎、膏肓のツボに単刺で刺激し、腰部と下肢のツボにも同様、単刺で刺激。
治療途中、後に腰の抵抗運動(整体)をかけた結果、痛みはまだ残るものの、歩行の姿勢が安定し、スムーズに歩行できるようになっていた。
・2回目の鍼治療
1回目から4日後に来院。歩けるようになったものの痛みが残っていたため、炎症の有無を確認しつつ、1回目の鍼治療の治療穴に加え、志室に置鍼をし炎症後の張りを取っていくよう治療した。
結果、痛みはほぼ消失した。
・3回目の鍼治療
2回目から1週間後に来院。下位腰椎の若干の違和感を感じていたため、深部の多裂筋や張りの強かった。この週に出張があったが大きな支障なく乗り切ることができたそう。
腸脛靭帯、大腿四頭筋のアプローチを加えた結果、腰部の痛み・違和感は消失し各動作(着替え、歩行、寝返り等)をスムーズに行えるようになった。

何度も経験しているぎっくり腰だが、「今回の鍼治療で痛み、違和感ともに解消したので、、鍼灸・マッサージ整体の効果を改めて実感した。様子を見ずにすぐに来院して良かった。」と仰っていた。
仕事で忙しいときは腰痛があっても乗り切ろうとしていたが、これ以上ぎっくり腰を繰り返さないよう、今回のぎっくり腰で定期的に鍼治療を続けるきっかけとなったそう。

生活指導

デスクワークや気温により身体が固まりがちなので、定期的な来院に加え朝のラジオ体操等、毎日続けられる運動を促した。
今回は筋・筋膜性だったが、内臓性のぎっくり腰もあるため、冷たい飲み物を飲んだり、偏った食生活には注意を促した。

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