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肩こり:肩こり/鍼灸治療レポート4

男性 30代 会社経営
症状:肩こり

現病歴

10年以上前からPC作業(デザイナーの仕事)が多く、肩こりを自覚していた。10年ほど前に仕事が忙し過ぎて、休暇・睡眠などが減少したことで体調が悪化し、その後失神した経験が元で病院に受診した。
失神に関しては脳ドッグなどで検査したが理由は分からず、肩こりの影響があるのではないかと考え、体調管理をすることを目的にマッサージを受け始めた。
施術直後は楽になるがすぐに症状が戻ってしまうことなどから、5年ほど前から鍼灸院に通い始めた。
鍼灸治療はマッサージよりも効果の持続を実感したため、週に1回で通っていたが、やはり根本の解決には至らなかった。
引っ越しや仕事の忙しさが変わらず続いていたので、半年前から鍼灸院には行けておらず、肩こりが強まってきていることを自覚。
住居、職場共に近隣にあるドクター・リウ鍼灸院 西新橋院の看板を見るたびに気になっており、そろそろ本気で肩こりを改善しなくてはと思い来院された。

鑑別診断

肩こり以外に眠りが浅く、起床時にも疲れが抜けない状態で、肌荒れが続いている。
パソコン作業が長時間になればなるほど症状は悪化し、入浴した日や鍼治療を受けた日は緩解する。
自動運動による痛み等の症状はないが、側屈時に反対側頚部(僧帽筋)、後屈時に左右胸鎖乳突筋の突っ張り感と背腰部の筋緊張があり、長時間のパソコン作業による不良姿勢と寝不足や疲労の蓄積などにより自律神経バランスの乱れも影響した肩こりと判断。

治療法

初めての鍼治療で施術中「これまでたくさんの鍼灸院に行ってみたが、鍼が刺さる時の痛みがこんなに少ないのは初めて。鍼の痛みがないのに鍼の響き(刺激)に関してはしっかり出してくれるので安心して治療が受けられる。」と仰っていた。
施術後、肩こりの軽減を自覚され、次回は肩周辺の筋肉の緊張緩和だけでなく、腰下肢の緊張を軽減すること。
また、腸のアプローチによる自律神経の調整を行うことで、肩こりの症状改善、施術効果の持続時間の延長を図る。次回は1週間後に90分の施術でご予約された。
2回目の鍼治療で来院された際、久々の治療で少しだるさが出たが翌日には気にならなくなったこと。刺激が優しかったこともあり、症状改善は2日ほど持続したが、その後、少しずつ肩こりが強まってきたことを確認。
施術は前回よりも40分長く施術することができたため、前回の治療に加え、腰部・腹部のアプローチも追加して全身のバランス調整を試みた。

年末にかけて仕事量が増えてきており、眠りが浅くなってきている。
頚部後面の筋緊張は減少傾向のため、頚部前面(胸鎖乳突筋・前斜角筋)などの緊張改善のためのアプローチ、肩甲骨内側の緊張が強いため呼吸が浅くなり、結果として眠りの浅さにつながる可能性があることを説明し、肩甲骨周辺(大小菱形筋・肩甲下筋)のアプローチを追加。
刺激部位を変更、刺激量調整のため鍼の太さを前々回に変更した。施術後の効果測定で肩の軽さの自覚はもちろん、前回よりも肩関節の可動域改善を確認した。

肩こりでの来院であったが、四十肩のような症状を未然に防ぐためにも頚部・肩部だけでなく肩甲骨の緊張を減少させ、肩関節の関節可動域を改善するアプローチを重視する必要があることを説明し、多忙なこともあり治療を継続されている。

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