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腰痛症:腰痛症/鍼灸治療レポート6

男性 40代 会社員
症状:腰痛

現病歴

慢性的な腰痛に悩まされているが来院する4ヶ月ほど前にぎっくり腰を発症。それから毎日湿布とコルセットを巻いていた。
最近になり立ち上がるときや背中を曲げるときに腰が抜ける感覚があり、寝ていても寝返りのときに痛みで起きてしまい安眠できない。
短期間で体重が20キロほど増えて、腰痛が出始めたのもその頃という。
整形外科を受診するともう少しで腰椎椎間板ヘルニアになると言われショックを受け、知人に相談したところ、知人から当院を紹介され渋谷院に来院。

鑑別診断

腰部のすべての動きで痛みが現れる。
右の脊柱起立筋の緊張、皮膚の張り感が強く、腰部が冷えている。
下肢の筋緊張が強く、すり足のような歩行で、まっすぐ立つのが難しい状態であった。
痺れなどはなくテストは陰性のため、筋筋膜性の腰痛、コルセットを巻き続けたことで腹筋が減少し腰が支えられず、かばいながら生活することで痛みが現れるという悪循環を招いていると考えた。

治療法

1回目の治療は伏臥位にて触診し膝の裏(委中)を押圧。腰部の前屈動作に対する抵抗運動を行う。
長時間同じ姿勢をしないように注意しながら頚部~下肢まで単刺し、横向きになり下肢の筋緊張緩和を目的に環跳(かんちょう)、風市(ふうし)へ刺激。
再び腰部の抵抗運動と下肢のストレッチをして終了。
動作時痛はまだ残存するが、安静時痛は10→2に軽減。
炎症反応はないので冷湿布ではなく、保温の指導を。

2回目は2日後に来院され、痛みレベルは軽減しているが、まだ抜けそうで怖いと仰って来院。
初診のときよりもしっかりと鍼刺激をして除痛を図った。
腹筋群の筋力強化が必要だと判断し、関節の動きがないドローインから始めていく。
1週間おきの治療を1ヶ月続けたところ、治療後の効果の持続、腰が抜ける感覚もなくなり、コルセットも外せるまでに回復。

腰部の前屈時に背部の高さに違いがあり確認すると、肝硬変の診断を受けているとのこと。
内臓の負担が体表に現れる内臓体性反射も腰痛に影響していると考え、内臓調整の治療も追加しながらぎっくり腰再発予防のため、1ヶ月に一度の治療を継続されている。

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