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五十肩:五十肩/鍼灸治療レポート7

男性 47歳 会社員
症状:両肩の可動域制限
発症:2020年8月頃

現病歴

昨年の8月頃から肩が動かしづらくなり、日常生活に支障をきたしていた。動作時痛もあり、手すりに掴む動作や服を着る動作に不便を感じていた。
症状を感じ始めて1ヶ月後に整形外科を受診しで五十肩と診断され、2~3ヶ月間のリハビリを行っていたが、リハビリは自宅でも行えるし、なかなか思うように状態が良くならないので途中で辞めてしまったそう。
仕事はコロナの影響でテレワークになり、自宅にいる時間が長くなっている状況。自宅での職場環境は悪く床で作業を行っているため、首や肩への負担が必要以上にかかっている。
五十肩になって時間が経ち、そろそろ治ってほしい、これまで通りの動きができるように治したいと、ハリアップカレッタ汐留院に来院された。
両腕とも痛みはないが、腕を上げたり、手を腰に回したりすることができない。

鑑別診断

仕事柄猫背で各関節の動き出しが悪く、特に肩甲骨の位置が外側にある状態で背面の筋肉が常に緊張している。
肩関節の可動域を確認したところ筋肉と骨の連動性が悪い。
お腹の調子は良く手術歴もないこと、夜間痛もないことから、内臓性ではなく運動器に問題がある五十肩と判断した。

治療法

肩関節周囲の筋肉の拘縮を取り除くためにマッサージと抵抗運動を併用した治療を行った。
経穴は曲池(きょくち)、肩髃(けんぐう)、肩髎(けんりょう)に刺鍼し、局所の血流改善と頚部から肩部の張り感を取ることで肩関節の可動域を拡げる施術を。
発症から半年経過していることもあり、初回の鍼治療では、施術の効果がよく分からなかったそうだが、自宅で行えるセルフケアの指導を行い、4回目の鍼治療で効果を実感された。屈曲・外転の動き、耳と腕をスムーズに付けられるようになり、肩の違和感が解消されたことで、服の着替え等の日常生活が快適に過ごせるまでに改善した。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

六本木ヒルズ院 Roppongi Hills

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