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顔面神経麻痺:顔面神経麻痺/鍼灸治療レポート9

50代 男性
症状:右の唇が動かせない、右目が閉じることができない、右顔面神経麻痺(ベル麻痺)
発症:2021年1月発症

現病歴

仕事で多忙な毎日を送っている中、2週間前から突然、顔の右側に違和感が出る。
おかしいなと思った翌日、朝起きたら右の唇が上手く動かせず、目を強く閉じられなくなってしまった。うがいするときに口から水が漏れてしまい、タバコを咥えることができない。
病院で診察を受けたところ、顔面神経麻痺(ベル麻痺)と診断される。突然のことで驚き途方にくれていたが、なにかいい治療はないかと探していたところ、発症後早いタイミングで鍼灸治療を受けると改善が早いとネットで見つけたので鍼灸院を探していたそう。
顔面神経麻痺(ベル麻痺)の治療実績が多いドクター・リウ鍼灸院のホームページを見て来院された。

鑑別診断

右目を閉じることができず、右頬、右唇を上げることができない。
右側の顔全体の張り感と冷えが強く、顎下リンパ節あたりは特に張り感が強い。
頚部、肩部の筋緊張も顕著。

治療法

顔面神経の根幹部である翳風(えいふう)に刺鍼。口の地倉(ちそう)付近を顔面神経の走行に沿って刺鍼。
このふたつのツボへの刺激で、微細だが口元の動きに変化が見られた。
そのあと目の太陽(たいよう)付近に刺鍼し、目の開きが先ほどより力が入るようになった。
仕事で多忙な毎日が続いていたようで、自律神経調整のため星状神経節へのアプローチと筋緊張の強い頚部・肩部への施術を加えて1日目の治療は終了。
口元の動きが出やすくなり、顕著だった歪みが少なくなった。目もさらに力が入るようになり、重たさが改善。顔面部の冷えが強いため、ホットタオルを使った自宅ケアを指導。
そのあとは、一週間ごとに来院をして頂き治療を重ね、5回目頃には咥えることすらことすらできなかったタバコが吸えるようになった。発症直後も仕事を休むことなく動かれていたので疲労を蓄積させないためにも1週間ごとの来院だったが、、6回目以降は2週間ごとの来院に切り替え、7回目で目・頬・口の動きがほぼ戻り、8回目で完治した。

顔面神経麻痺発症前に舌の痺れや耳の奥の痛み、いつもにない頭痛を感じる患者さんが多い中、こちらの患者さんは前兆で思い当たる症状は特になく、突然翌朝に顔が動かなくなったと感じたケースでした。
「仕事は大変だったけど、発症後、早い段階で来院して本当に良かった」と話されていました。

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