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自律神経失調症:自律神経失調症/鍼灸治療レポート3

男性 30代 システムエンジニア
症状:倦怠感、便秘、不眠

現病歴

来院される数ヶ月前から、全体的に体調が悪い。具体的には、顔汗が酷く、寝つきが悪くなった。
睡眠時間が短いせいか、疲れやすくなり、同じころから便秘がちになった。病院を受診し検査をしてもらったが、器質的な問題は見つからなかった。
不眠用に酸棗仁湯と、便秘薬として酸化マグネシウム剤を処方してもらっているが、あまり効果を実感できずハリアップ六本木ヒルズ院を受診した。

鑑別診断

病院の診断で、器質的病変が見られなかったことと、病因がはっきりしなかったことから、体調を崩すようになった数ヶ月前と、それ以前の生活に何か変化がなかったかを尋ねてみた。
すると、半年前に転職しており、今現在、決算期にかかり以前より多忙な生活を送っていたことが分かった。その背景から、過労と精神的なストレスによる自律神経の乱れに起因する病状と判断した。
顔汗、寝つきの悪さ、便秘は、ともに交感神経が優位である状態なので、自律神経のバランスを整え症状の軽快を目指すことを共有して治療を開始した。

治療法

脳神経疲労コースにて鍼・マッサージ整体施術。
中枢神経へのアプローチとして、筋緊張の強い頚部・肩部を手技で緩めたあと瘂門(あもん)・風池(ふうち)に置鍼。内臓へのアプローチとして、扶突(ふとつ)に置鍼。
頚部だけでなく背部・腰部と上半身全体の筋肉群筋肉群を緩めると同時に、免疫力を引き上げるための腹部へのマッサージ整体と鍼も行った。
過労とストレスによる症状なので、休息をしっかりとるように指導。
夜、及び週末は、できるだけ仕事のことを考えない時間を作り、現在の交感神経優位な状態から積極的に副交感神経を優位にするようアドバイスした。
施術後数日は今までになくぐっすり眠れているとのことなので、現在10日から2週間に一度のペースで治療を継続中。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

六本木ヒルズ院 Roppongi Hills

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