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寝違え:寝違え/鍼灸治療レポート6

女性 30代 専業主婦
症状:寝違え
発症時期:2020年11月

現病歴

来院の前日、疲れてソファーで寝てしまっており、朝起きたら右頚部に痛みが生じていた。
来院日の朝は痛みが10→5程度に軽減していたが、子供の送り迎えで車の運転中など不意に右を向くときや子供を抱きかかえるときに痛みを強く感じていた。
もともと頚部に負担がかかっていることは自覚されており、また肩こりが酷く運動不足で、身体の気血の巡りは悪いと感じていた。
痛みの改善、体全体の調整希望でドクター・リウ鍼灸院に来院された。

鑑別診断

右頚部に炎症所見はみられず、痺れもない。
頚部後屈、右側屈時に頚椎4番目の高さに疼痛。頚部右回旋の可動域制限あり。
頚部、背部の筋緊張がとても強かった。
以上のことから板状筋、肩甲挙筋の筋損傷(寝違え)と判断した。

治療法

疼痛軽減のため、頚部、背部の筋緊張緩和と血流改善のための鍼治療をしていくことを患者と共有。
まずは側臥位で患部周辺の緊張を緩和させるためにマッサージと上肢のストレッチを行い、血流も改善させた。
次に鍼施術を行い、さらに筋緊張緩和を図る。
完骨(かんこつ)、風池(ふうち)、天宗(てんそう)、上大椎(かみだいつい)に単刺後、一旦起き上がってもらい動作時痛を確認したところ、右回旋の可動域が上がり、後屈時痛がなくなった。
次は伏臥位で天柱(てんちゅう)、頚部硬結部位、膏肓(こうこう)、外関(がいかん)に単刺を。
最後に寝違え時に行う頚部の整体法を行い治療終了とした。

炎症所見はなかったが、来院日の前日に痛みが出現したので入浴指導と患部を上にして寝てもらうよう指導。
治療後、右側屈時の痛みが違和感に変わったが、現時点で鍼治療を続ける必要性を説明し、違和感を取り切るために2日後の来院指導をした。
2日後に来院された際には頚部動作時痛、不意に右を向いた際の痛みもなくなっていた。
ドクター・リウ・メソッドでは、寝違えの治療は頚部だけではなく背部(肩甲骨間)の筋緊張を取ることで早期改善が可能です。
首が痛くて回らない、朝起きて痛みが生じていたら、経過を見ずにご相談ください。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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