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頭痛:頭痛/鍼灸治療レポート10

30代 女性 会社員
症状:頭痛

既往歴

1年前に緊張型頭痛と診断

現病歴

1年前から側頭部が締め付けられるような頭痛がほぼ毎日あり、頭痛外来を受診しで緊張性頭痛と診断された。
吐き気やめまいを伴うことはなく、普段から体に力が入りやすく、食いしばりや歯ぎしりもある。
最近は睡眠の質も悪く眠りが浅いため、なかなか疲れが取れない。SNSで鍼治療が頭痛に効果があることを知り、職場近くのハリアップカレッタ汐留院に来院された。

鑑別診断

頭を支える後頭下筋、斜角筋、頚部や肩部に影響しいやすい僧帽筋、側頭筋に強い緊張が見られる。
常に緊張しがちな状態のせいか、日頃の食いしばりの影響により、自律神経が乱れ交感神経優位になっていると思われる。吐き気やめまいはないことから、緊張型の頭痛と判断した。

治療法

筋緊張を緩和し脳内の血流を増進させるため、伏臥位にて頚部から肩部を中心にマッサージしたあと、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、完骨(かんこつ)、上大椎(かみだいつい)、肩井(けんせい)に刺鍼。
次に気血の流れを良くするため、下肢の経穴にも刺鍼したあと、僧帽筋を緩め自律神経バランスの調整ため上大椎に置鍼。
仰臥位では腹部と頭部のマッサージのあとに、中脘(ちゅうかん)に置鍼し、副交感神経を優位の状態を促し体をリラックスさせた。
施術後は体が軽くなり、頚部の回旋と側屈動作がしやすくなった。入浴後にタオルを使った頚部のストレッチをするよう指導。
2回目の鍼治療は1週間後。治療の翌日は寝起きがスッキリするようになり、そこから1週間調子が良く、頭痛がしたのは2日程で頻度がかなり減ったそう。
緊張しやすい頚部、肩部を中心に全身のバランスを調整し、ストレッチを交えながら治療。1週間おきの治療を1ヶ月続けたところ、治療後の効果がより持続するようになり、頭痛薬に頼らなくても過ごせるようにまで回復した。

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