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耳鳴り・突発性難聴:突発性難聴/鍼灸治療レポート10

女性 30代 会社員(デスクワーク)
症状:急性低音障害型難聴(突発性難聴)
発症:2021年5月

現病歴

受診の一週間前に突然左耳が聞こえづらくなり、一日様子を見たが特に変化がなく、耳鼻科を受診し急性低音障害型難聴と診断を受けた。
ステロイド剤の服用である程度症状は落ち着いたが、閉塞感やゴーという耳鳴りがなかなかとれないため、鍼灸治療が効果的であると紹介され、ドクター・リウ鍼灸院に来院。
最近は眠りが浅く、いつもより疲れを感じていた。めまいの症状は出ていない。

鑑別診断

突然の耳閉感や耳鳴り、ここ最近の疲労具合、年齢、めまいは伴わない部分から、耳鼻科での診断通り、急性低音障害型難聴と判断。

治療法

局所の治療前に頭や足のむくみが強かったため、腹部(マッサージ、天枢への刺鍼)、豊隆(ほうりゅう)へのアプローチを行った。
次に頚、肩、背中の張りも強かったため、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、上大椎(かみだいつい)、膏肓(こうこう)、志室(ししつ)への鍼・マッサージ、最後に耳周りの翳風(えいふう)、聴宮(ちょうきゅう)への鍼刺鍼、鼓膜へ刺激を入れる手技を施した。
閉塞感、耳鳴りは減少し、治療した日の夜から、睡眠時間が長くなり睡眠の質が改善されたとのこと。
その後は約週に1回のペースで上記の治療を3回続けたところ、耳の症状はほぼ気にならなくなり、睡眠の質も良い状態を継続できている。
現在は10日に一度の治療を行い、現在の良好な状態を維持している。

生活指導

一度改善されても繰り返し起こりうる疾患なので、日頃から疲労を蓄積させないよう、メリハリのある生活を意識するよう指導(湯船に浸かる、起床時には朝日を浴びるなど)
また翳風のツボへのセルフマッサージも指導し、過度な内リンパ液の増加を防ぐことを共有した。

耳は日頃のストレスや生活習慣の乱れなどの影響を受けやすいので、少しでも異変を感じたら、早めの治療をすることで早期解決に繋がります。
鍼灸治療では内臓をはじめとした根本から原因を改善していけますので、治療はもちろんのこと、予防としても有効な治療です。
耳に少しでも不安を感じている方は、ぜひご相談ください。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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