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耳鳴り・突発性難聴:突発性難聴/鍼灸治療レポート12

女性 40代 会社員(デスクワーク)
症状:左突発性難聴、耳鳴り
発症:2021年2月頃

現病歴

2021年2月の発症前後では、コロナ禍により仕事環境が変わり、寝つきが悪くなったりストレスを感じることが一段と多くなった。特に左耳は耳鳴りに加え、テレビや日常生活における音を過剰に拾い、耳栓をしなければ生活できない状態にまで悪化。右耳もやや聴力が落ちている。
病院では突発性難聴と診断を受け不安になり、症状改善のためできる治療を探し、ドクター・リウ鍼灸院に来院された。

鑑別診断

症状が出現する前に比べてストレスを多く感じている部分が増えているため、生活背景や症状からストレスが原因の突発性難聴と判断した。

治療法

背部の筋緊張が強く身体全体が交感神経優位になっている状態だったので、まずは背部の筋緊張の緩和を目的とし、背部への刺鍼と自律神経アプローチを考え腹部へのマッサージ、刺鍼を行った。
筋肉が緩み身体が落ち着いたところで天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、完骨(かんこつ)、翳風(えいふう)といった頚部、患部周囲にアプローチし、その後鼓膜に刺激を与える手技を行った。
むくみも強かったため、手三里(てさんり)、豊隆(ほうりゅう)を用い、代謝の改善も促した。
上記治療を1または2週おきに約1ヶ月ほど治療を行い、耳栓の生活からは解放された。さらに半年ほど経った現在も治療を続けており、今では聴力もかなり回復し、もとの生活、仕事にほぼ戻れている。

生活指導

代謝改善(汗をかける身体作り)のために入浴をすること(当院販売の漢方薬湯「湯神香」を使用)、定期的な散歩などを促すこと
体質の改善を目指し腸内環境改善のためのビフィズス菌摂取、ベイビーフローラもお勧めした。
ストレスも受けすぎないよう、自分を追い込まず許しながら仕事もセーブして行くよう伝えた。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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