MENU

五十肩:五十肩/鍼灸治療レポート16

男性 60代 会社員(デスクワーク)
症状:左肩の痛み

現病歴

2011年4月に草刈りをした次の日から左の肩が痛くなった。痛みは徐々に増していき、1週間後には服に袖を通すのも困難になった。
整形外科を受診し、肩関節周囲炎と診断され、湿布と痛み止めの薬を処方され、何回か通院し痛みの軽減後はリハビリもしてもらった。そのうち自己判断で通院はやめてしまった。
現在、腕を動かすのに不自由はないが、時折ふいに痛みを覚えることがあるため、ハリアップを受診された。

鑑別診断

腕を動かしてもらい可動域を見たが特に制限はなかった。ペインフルアークサイン陰性。
患者は最初、漠然と肩が痛くなると表現していたが、圧痛点は肩の前面に集中していた。ヤーガソン陽性。ストレッチテスト陽性。徒手検査から、肩関節周囲炎の後遺症としての二頭筋長頭腱炎と考えた。

治療法

上腕二頭筋を中心に緩めることと、前腕部、とくに肘周りの筋肉の緊張もとっていくことを共有し、伏臥位では、首から肩部、背中まで広範囲にマッサージと鍼をした。
側臥位で結節間溝部には響きを感じるくらいの鍼刺激を与え、同部と二頭筋筋腹に置鍼。施術後は、ヤーガソンテストを再び行い、痛みの軽減を認めた。

生活指導

二頭筋長頭腱炎が、肩関節周囲炎の後遺症として現れているのだろうと説明し、痛みを感じる動作を極力しないよう指導した。
また、いわゆる五十肩は何もケアしないと、半年から1年以上痛むことがあると説明し、当院ハリアップで定期的な鍼治療を提案した。施術後4~5日の間は違和感はないが、それ以上空くと、時折痛みが戻るとのことで、現在は1週間から10日の間隔で来院されている。治療を重ねるごとに、痛みを感じる頻度は激減している。

五十肩のページを見る

ご相談・お問い合わせ

全店舗、どのような症状でも治療が可能ですが、
特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

六本木ヒルズ院 Roppongi Hills

六本木ヒルズ院

セルリアンタワー院 Cerulean Tower

セルリアンタワー院

カレッタ汐留院 Caretta Shiodome

カレッタ汐留院

西新橋院 Nishishinbashi

西新橋院
※ハリアップにリニューアル予定。
現在、「ドクター・リウ鍼灸院 西新橋院(東京慈恵会医大付属病院前)」で運営しております。月曜日・水曜日、完全予約制となっております。ご了承くださいませ。