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五十肩:五十肩/鍼灸治療レポート19

男性 40代 会社員
症状:左肩の痛み

現病歴

2021年7月頃から左肩が上がらなくなり整形外科を受診しレントゲン撮影をしたところ、五十肩(骨や関節に異常はない)肩関節周囲炎と診断。
その後は、整形外科で週に1回、マッサージとリハビリを行っていたが、思うように改善せず奥様が鍼治療が五十肩に適用するとネットで探し、ドクター・リウ鍼灸院を受診された。

鑑別診断

肩関節挙上120°外転100°で三角筋中部線維に疼痛、張り感、結帯動作が困難。
夜間痛(-)神経症状(-)上腕二頭筋長頭腱炎(-)腱板損傷(-)
上記内容から、肩関節周囲の筋肉が過緊張を起こした五十肩(肩関節周囲炎)と判断した。

治療法

左肩関節周囲の筋緊張緩和、血流改善により疼痛緩和と可動域改善を図る。
伏臥位で疼痛緩和物質(ドーパミン)の促進のため、頚部から肩部、腰部までをマッサージし、そのあと頚部から腰部までの筋緊張緩和を目的に、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、完骨(かんこつ)、上大椎(かみだいつい)、肩井(けんせい)、天宗(てんそう)、膏肓(こうこう)、志室(ししつ)に単刺を行い、上大椎に置鍼した。
その後、左肩を上にして側臥位になってもらい、腕、肘周りを入念にマッサージしたあと、肩関節を動かした際に痛みが生じる部位に刺鍼を行い、五十肩に対する整体を行った。
最後は坐位で五十肩のための整体を行い、治療終了とした。

肩を冷やさないように指導し、アイロン体操の行い方を説明。次回は1週間後の来院を指導した。
2回目の鍼治療は1週間後。肩関節挙上160°・外転110°まで改善。
肩関節前面の緊張が原因と判断し、上腕二頭筋や肩甲下筋、大胸筋へのアプローチを多くしたところ、3回目の来院時には可動域は改善されていた。

四十肩、五十肩は肩関節周囲炎と呼ばれ、鍼灸治療で早期改善が期待できます。
夜間に痛みを伴う五十肩は内臓機能との関連も考えられるため、痛みを我慢することなくご相談ください。快適な生活を送れるよう、病期に応じた治療を行っております。

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全店舗、どのような症状でも治療が可能ですが、
特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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