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ヘルペス・帯状疱疹:ヘルペス・帯状疱疹/鍼灸治療レポート5

女性 50代
症状:右下肢の帯状疱疹

現病歴

ハリアップ丸ビル院に来院されている患者で帯状疱疹を発症したが、皮膚疾患なので、いつも通りに来院しても大丈夫か。また、なるべく薬を服用せずに治したいと、お問い合わせをいただいた。
突発性難聴や耳鳴り、顔面神経麻痺など、発症後時間経ってから来院される方が多いですが、発症してすぐ治療開始することが大事なこと、帯状疱疹もお灸治療を併用した鍼治療を行うことで、早く改善することをお伝えし、来院された。

鑑別診断

発症直後は乾燥したことによる肌荒れだと思い放置していた。
右下肢全体に赤いポツポツとした水疱状の発疹がひろがったため、皮膚科を受診。帯状疱疹(ヘルペス)と診断されたが、帯状疱疹特有のピリピリとした痛みは、ほとんど感じられなかった。
はじめて水痘・帯状疱疹ウィルスに感染した時は、水疱瘡として発症します。その後、体内の神経節に潜伏しているのですが、加齢や過労、ストレスなど、ウィルスに対する免疫力が低下することで、潜伏していたウィルスが再び活動しはじめ、帯状疱疹として発症します。
1ヶ月程前から急に仕事が忙しくなり、来院時にお話しされていた内容からも、かなりのストレスが感じられた。胸部から背部(上半身)に発症するケースが多いが、右下肢に赤く広がった水疱状の発疹状態から帯状疱疹と診断できた。

治療法

免疫細胞は、腸に多く集まり働いているため、腸の働きを活性化させることが大切になることを説明し治療を開始。曲池(きょきち)、合谷(合谷)、内関(ないかん)に刺鍼。
浮腫みやすく体力が低下、薬を服用中のため、水毒を排出しやすい状態に。肝臓、腎臓の調整も必要と考え、水分(ずいぶん)、気海(きかい)、陰陵泉(いんりょうせん)、胆嚢点(たんのうてん)、血海(けっかい)、太渓(たいけい)に刺鍼した。
次回来院時には水疱がかたくなりはじめ、最終的には破れることなく、かさぶたができ、跡も薄くなってきていた。

生活指導

症状を悪化させないため、水疱が破れないよう気をつけて過ごすように。また、なるべく身体を休ませ、腸内環境から免疫機能を高めるためにビフィズス菌サプリメントの継続も勧めた。
帯状疱疹は、知覚神経の側にある運動神経も障害され麻痺が生じてしまうこともあるため、痛みが続き皮膚に発疹があらわれた時は、そのまま放置せず受診されることをお勧めします。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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