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ヘルペス・帯状疱疹:ヘルペス・帯状疱疹/鍼灸治療レポート6

女性 40代
症状:性器ヘルペス

現病歴

1年前から月経前から月経中に、性器周囲にヘルペスが出るようになった。
最初は範囲も小さかったが今では広範囲に出てきて痛みもある。月経が終わると疱疹も消失するが、繰り返さないように治したいと治療法を探していたところ、ネットでハリアップのホームページを見つけて、鍼灸でヘルペスの治療ができることを知り来院された。
デスクワークで長時間座っていることが多く、便秘もあり、肩こりや腰痛など慢性的な症状もある。

鑑別診断

頚部から腰部、腹部にかけての筋緊張が顕著。とくに腰、骨盤周り、下腹部に強い張りがあり、上大椎、肝兪、脾兪、腎兪に強い硬結がある。
月経は10日後予定とのことで、疱疹は出ていない。ヘルペスは免疫の低下から発症しやすいことを伝え、自律神経とホルモンバランスを整えて免疫を高めていく治療をしていくことを共有。

治療法

頚肩から腰部までマッサージ後、自律神経調整を目的に上大椎(かみだいつい)に刺鍼。次に、内臓機能の調整を目的に肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)に刺鍼し、骨盤周囲の循環改善を目的に仙腸関節、尾骨周囲に刺鍼後、腎兪に置鍼した。
その後、仰臥位になり腹部のマッサージをし、子宮、卵巣の循環改善を目的に中極(ちゅうきょく)に刺鍼した。
施術後は肩こり、腰痛は解消し、お腹の張り感も楽になったと話してくださった。自宅ケアとして、月経前は刺激物の摂取を控えること、腹部の循環改善を目的に善玉菌優位になるようベイビーフローラを提案し、月経前後の鍼治療と次の月経に備えるための月経後2週後の来院を伝えた。
次回は生理前の来院予定。
2回目は初回の治療から1週間後に来院。
今回は月経リズムが少し早くなったようで月経初日の来院となったが、今回は疱疹が出なかったとのこと。治療は血海(けっけい)への刺鍼を追加し、次回は月経後の来院を指導。
3回目は1週間後に来院され、月経3日目までは疱疹が出ていなかったが4日目から少し疱疹が出たとのこと。
しかし、疱疹の範囲は小さく少し出た程度で、以前よりも格段に疱疹の出る範囲が減ったと話してくださった。

その後も月3回ほどの鍼治療を行い、次の月経では発疹は完全に消失した。免疫が低下すると発疹が出ることを考慮して、現在は月2回で治療を継続中。

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