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腰痛症:腰痛症/鍼灸治療レポート17

男性 40代 会社員(デスクワーカー) 
症状:腰痛

現病歴

慢性的な腰痛があり、日頃から腰が気になっていた。普段はデスクワークだが、来院前日に6時間程の立ち作業があり、腰の張り感が強くなった。強い痛みや足への放散痛はなし。
来院前日の夜、お風呂で温めた後は少し良くなったが、起床後まだ違和感が残るため、来院。前屈、後屈共に両腰に張り感が出現。左右差はなく、座っている姿勢での違和感はない。
日頃から腰が気になってはいたが病院にかかったことはない。お酒が好きで飲む頻度が多く、お腹の調子も良くなかったので、腰痛とあわせて内臓の調子も整えたいと相談された。

鑑別診断

腰部椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を疑うテスト法は全て陰性。腰部から下肢にかけての筋緊張が顕著で、痺れなども出ていないことから筋筋膜性の腰痛症と考えた。
お腹の張りが強く睡眠が浅いため、腹部へのアプローチも交え自律神経調整を行うことを説明。

治療法

伏臥位にて脳内ホルモンや脳脊髄液の調整のため、まず頚肩部から施術を行う。天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、上大椎(かみだいつい)、大椎(だいつい)、腎兪(じんゆ)、命門(めいもん)、環跳(かんちょう)、承山(しょうざん)に刺鍼し、その後、赤外線で5分温めながら腰部の志室(ししつ)に置鍼した。
次に仰臥位にて自律神経調整のための腹部へのアプローチと、腰下肢の筋緊張緩和のため、臀部から大腿後面のストレッチを行った。
治療後、前屈後屈動作の確認をしたところ、腰の張り感は10→2に。体がすっきりし、ぼんやりとだるかった状態が改善した話してくださった。
この状態を維持するため辛くなってからの来院ではなく、日頃から腰周りと内臓のメンテナンスをすることにより、腰痛を予防する身体をつくるため、定期的な治療を提案した。

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