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ぎっくり腰:ぎっくり腰/鍼灸治療レポート16

女性 40代 専業主婦
症状:ぎっくり腰

現病歴

3歳のお子さまを抱っこしようとした時、腰に違和感を感じた。その時は痛みはなかったが、時間が経つにつれて腰の下あたりに痛みが出現。それと同時に動きも制限され、床のものを拾うことができなくなった。
痛みは徐々に悪化し家事に支障が出てきたため、合間を見つけて来院された。日常的に自転車に乗ることが多いが今は腰の痛みで歩くことしかできないため、早く痛みをとってほしいとのこと。
子供がオンライン授業などが多く、家にいないといけない状況だったこともあり、3ヶ月近く体のメンテナンスに行けなくなってしまったことも影響している。

鑑別診断

Kボンネットテスト・SLRテスト・ケンプテスト 陰性
お子さまを抱っこすることが多いためか骨盤が右に上がっている。反り腰気味で背中にも硬さが出ている状態。
前屈時が一番強く痛みがでるが、ほかの動きも痛みは伴う。前屈で痛みがでること、また発生機序から筋筋膜性の急性腰痛であると考える。
発症してすぐのため、局所を治療する前に、頚部や足首周りから治療していくことを患者に説明し、治療開始した。

治療法

まずは伏臥位になってもらい、頚部の風池(ふうち)に刺鍼。その後、頚部・背部の阿是穴と殷門(いんもん)、飛揚(ひよう)に単刺。
一度座ってもらって、急性腰痛の整体を2~3回繰り返し行った。次に側臥位に体位変換し、臀部中心で緩め、最後に局所の大腸兪(だいちょうゆ)あたりに置鍼を。
この時点で前屈の可動域はだいぶ広かったが、ものを拾うときにはまだ痛みが残存するため翌日に再来院してもらい、腰部の様子を見ながら前日よりも局所に刺激を入れながら治療した。
家ではなるべく腰を曲げる動作を少なくしてもらい、かがむときは膝を使うように指導。そのあとは3日に1回程度で来院してもらい、最終的に治療開始から1週間ほどでほぼ元通りに動けるように改善した。自転車も問題なく乗れるようになるまで改善。
首肩こりも気にされていたので、現在も1週間に1回、腰痛予防かねて来院されている。

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