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坐骨神経痛:坐骨神経痛/鍼灸治療レポート18

女性 30代 会社員
症状:坐骨神経痛、右足の痺れ

現病歴

ジムでマシントレーンニングをするのが趣味で、3日に1回1時間程のトレーニングを続けている。2022年3月上旬、バーベルを持ち上げたところ、腰がピキっとなり腰の強い痛みと右足のシビレに襲われた。
腰の痛みは4日でとれたが、足の痺れがなかなか治らないため来院。
14歳の頃に腰部椎間板ヘルニアを発症し、仕事が忙しくなると足の痺れが強くなり生活に支障が出てくるため、26歳で手術を行った。手術後は疲れからくる軽い慢性腰痛はあるが、痺れを感じることはなくなった。
足の痺れが出てからジムにも行けていないため、身体全体が重だるく疲労が抜けない状態が続いている。
痺れを治してまたトレーニングができるまで改善させたいと思い、Google検索で鍼灸院を探し、腰痛・坐骨神経痛に特化したハリアップカレッタ汐留院がヒットし来院された。

鑑別診断

臀部の筋緊張が顕著。梨状筋に伸展ストレスをかけるとふくらはぎに痺れが強く出現。
腰椎椎間板ヘルニアによる痺れを疑うテストをしたが陰性。仙腸関節にも異常は見られなかった。
以上のことから、筋緊張により神経根が圧迫され症状が出現したと判断し治療を行う。

治療法

特に緊張が強い腰下肢を中心に、環跳(かんちょう)と殷門(いんもん)などのツボを使用して、筋緊張の緩和を図る。
身体の循環を調整するため、自律神経バランスに効果的な上大椎(かみだいつい)などの頚肩部にもアプローチをして、仰臥位にて臀部のストレッチと抵抗運動を行った。
施術後、動作時痛を確認したところ、梨状筋に伸展ストレスをかけたときの痺れの強さが10→4に変化した。
下肢のストレッチと7日以内の来院を指導し、この日の治療は終了。
2回目は7日後に来院。
前回治療を受けた次の日から2日程しびれの箇所がはっきりとし、つらい場所がピンポイントになったが、それから来院された今日までは調子が良く、ぎっくり腰を発症してから初めて痺れを感じないときもあった。
腰以外も身体が軽くなり、仕事の集中力が上がった気がすると話してくださった。
前回の治療に加えて、自律神経や内臓のバランス調整を並行して行ったところ、治療後は痺れが消失。
引き続き、臀部のストレッチと10日以内の来院を指導した。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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