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寝違え:寝違え/鍼灸治療レポート19

男性 30代 会社員(デスクワーカー)
症状:寝違え

現病歴

来院される2日前、起床時から急に首の痛みがあり、前後、左右全ての動きができない状態で、下を向くのも辛いため仕事にも支障がある。
痛みを少しでも軽減したいとインターネットで検索し、ハリアップに来院された。

鑑別診断

寝違えは朝起きたときに首や肩にかけての痛みが生じる状態のことを指します。痛みの度合いは軽いものから日常生活が困難となる重度のものもあるため、問診で状況を確認。
ふだんは肩や首のこり感を感じていないが頭痛が週に1度くらいのペースであること、デスクワーク中心の仕事だということ、最近かなり忙しかったということから、胃腸の調子が悪くお腹に力が入らないことで姿勢不良が続いていたことがベースにあり、寝ている間に同じ姿勢でいたことや不自然な態勢でいたことが原因となり首の筋肉に負担がかかり炎症を引き起こしていると判断した。
手のしびれがないことと徒手テストを行い、頚椎症等は除外。

治療法

首の痛みや動きにも関わる頚部の筋肉の緊張緩和目的で、肩甲挙筋、板状筋、胸鎖乳突筋等に対して刺鍼を。また、内臓機能の調整のための背部兪穴へ刺鍼し、その後、炎症部を避けて肩甲挙筋、背部の押圧を行った。
治療後は痛みの度合いが、10から3程度に軽減したことを確認した。
2回目の治療は1週間後。
先週の痛みはすっかりとれている状態と話してくださった。
痛みはないが、仕事による姿勢の影響もあり首の筋緊張は残っているため、前回と同様に頚肩の筋緊張緩和の鍼とマッサージ整体を行った。

生活指導

お腹の調子が悪いと力が入りにくく、姿勢にも影響が出ることを伝え、頚部に負担がかりにくい姿勢の保ち方を指導した。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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