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月経不順(生理不順):月経不順/鍼灸治療レポート7

女性 30代 主婦
症状:月経不順

現病歴

コロナ家庭内感染により自宅療養。症状は38℃の高熱が続き、眠れないほど尾てい骨がずきずきと痛む。全身に蕁麻疹がでて、咳や喉の痛みを伴い胸苦しい状態が続いたそう。味覚、嗅覚は異常なし。
風邪の症状よりきつく、発症して10日経過しても空咳が残っている状態だった。寝違えではないが首がまわりにくく全身が重だるく、なんととなく不調が続いているなか月経不順になり、丸ビル院に来院された。

鑑別診断

咳が続いていたこともあり、背部の張り感が顕著。当然、胸部や鎖骨周り、胸鎖乳突筋も張っている。
自律神経のスイッチもうまく切り替えられない状態なので眠りも浅く、内臓も休めていない状態が続いていたことから、ホルモンバランスも崩れ、月経も乱れてたと考えた。

治療法

高熱で横になっている時間が長く身体も動かせていなかったので、体力を補いながら循環を促す必要があると考えた。薬の服用で弱っている内臓も回復できるようツボを選択。
心兪(しんゆ)、肝兪(かんゆ)、腎兪(じんゆ)、命門(めいもん)。浮腫みもあるので、復溜(ふくりゅう)、陰陵泉(いんりょうせん)、曲池(きょくち)に刺鍼。
熟睡できるよう自律神経の調整を図るため、大椎(だいつい)、風池(ふうち)、瘂門(あもん)、膏肓(こうこう)、天窓(てんそう)、百会(ひゃくえ)に刺鍼を。
骨盤部の硬さから瘀血が考えられるため、仙骨部の上髎(じょうりょう)、次髎(じりょう)に赤外線で温めながら置鍼し、仰向けでは血海(けっかい)、三陰交(さんいんこう)に刺鍼を。コロナ禍での不安、コロナ後遺症の心配もあり心労もでているため、労宮(ろうきゅう)をじっくりと指圧した。
まだ熱感のある頭部の熱も散らして、この日の治療は終了。
産婦人科も受診し薬も処方してもらったそうだが、治療後しばらくして生理がきたので、服用を止めたと再来院時に話してくださった。

生活指導

ずっと室内での生活が続いていたので、無理しない程度に歩いて日光浴を行うこと。座りっぱなしだと骨盤部が鬱血するので、気をつけて生活してもらうよう指導した。
血が不足していることもあり、体力回復にも効果が期待できるすっぽんのサプリ(神のすっぽん)を案内したところ購入された。飲み続けて疲れにくくなったとお話しされています。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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