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腰痛症:腰痛症/鍼灸治療レポート23

女性 30代 会社員
症状:腰痛

既往歴

子宮筋腫(約5年前に診断され、現在経過観察中)

現病歴

2週間前から腰痛を発症。屈む動作や立ち上がった時に腰が痛む。
仕事は客室乗務員をしており、重い荷物を上に閉まったり屈んだりと不安定な場所で無理な体勢が多く、勤務も不規則なため、睡眠の質の低下や気圧による頭痛の出現など、自律神経の乱れも感じている。ゴールデンウィークは繁忙期で特に忙しく、睡眠時間も少なかったことが影響、腰痛が出現したのではないかと話された。
安静にしているとほとんど症状は気にならないが、立ち姿勢が続くとどんどん辛くなる。お風呂で暖まると寛解し、来院時は発症から少し良くなった状態ではあったが、その後が横ばいで仕事中も症状が辛いため、自宅から近いハリアップカレッタ汐留院に来院された。

鑑別診断

前屈で張った違和感、後屈で詰まり感が出現。
下肢に症状やしびれはなく、腰椎椎間板ヘルニアやすべり症状を疑う徒手検査は陰性のため、筋筋膜性腰痛と判断し治療。

治療法

先ずは伏臥位にて全体の状態確認のため、上半身全体をマッサージ。
鍼は腰部からではなく、首肩周りの刺鍼から始め、筋緊張を緩和させる。腰は腰方形筋や腸骨陵のあたりの筋緊張が顕著で、志室(ししつ)、腎兪(じんゆ)、大腸兪(だいちょうゆ)、腰眼(ようがん)、脊際に刺鍼し、志室に置鍼を。臀筋も緩めるため、環跳(かんちょう)にも単刺した。
その後、仰臥位で自律神経調整のため、頭部と腹部のマッサージと中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)に刺鍼を。腰部の筋肉にも繋がる膝周り、下肢の血促進のためストレッチ。
施術後は来院時より腰の安定感の自覚と前後屈での違和感が10→4に減ったとのこと。セルフケアで何をしたらいいか分からないとのことだったため、臀部のストレッチを指導。
仕事への支障を減らしていくために、まずは治療期間を詰めて痛みの軽減を目指し、その後の症状改善に向けてのプランを提案した。

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