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坐骨神経痛:坐骨神経痛/鍼灸治療レポート24

女性 30代 会社員
症状:左臀部から大腿後面の痛み

現病歴

来院される一週間前から、左臀部から大腿後面にかけて坐骨神経痛が出ている。
もともと坐骨神経痛があり治療を受けていたが、調子も良く月1回のメンテナンスで大丈夫なくらいに落ち着いていた。最近は仕事が忙しく座っている時間が長かったこと、寒くなってきて血流が悪くなり筋肉も固まりやすくなっていたこと。運動もできておらず、お風呂も湯船には浸かれずシャワーですませていた様子。
これからも忙しさは続くので、仕事に集中できるよう早く治したいと来院された。

鑑別診断

ケンプ(-)、SLR(-)、Kボンネット(+)、FNS(-)
検査の結果から、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの脊椎の疾患は考えにくく、Kボンネット検査が陽性のため、梨状筋症候群の可能性があると考える。
また、長時間座って作業していると症状が強くなってくることから、臀部の筋肉の緊張が強くなり神経を圧迫し、坐骨神経痛が出ていると判断した。

治療法

伏臥位で頚部から上半身を全体的にマッサージでほぐし、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、上大椎(かみだいつい)、膏肓(こうこう)、志室(ししつ)、腰の阿是穴に刺鍼し、全体的に筋肉の緊張緩和と血流促進を促した。
次に臀部から下肢をマッサージし、坐骨神経の走行に沿って、臀部の阿是穴、環跳(かんちょう)、殷門(いんもん)、委中(いちゅう)、承筋(しょうきん)、承山(しょうざん)に刺鍼し、左環跳、殷門に置鍼を。
抜鍼後、下肢を動かしながら股関節周りを緩め、最後に仰臥位で臀部や股関節周りのストレッチをして可動域の改善を行った。

施術後は股関節周りが軽くなり可動域も良くなった。痺れの感じも今は大丈夫と話された。
仕事で長時間座っていることが多いので、なるべく仕事中でも体を動かしストレッチをするよう指導。また、臀部が少し冷えていたので、お風呂で温めることで血流が良くなり、臀部や股関節周り中心にストレッチすることで神経症状の緩和になることを共有した。
治療継続中のいまは、痺れがほとんど出なくなっているが、仕事に集中するためにも、2週間に1回のペースでメンテナンスを行っている。

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