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寝違え:寝違え/鍼灸治療レポート21

女性 30代 会社員
症状:急性頚部痛

現病歴

来院の3日前に近所の整体でマッサージを受けたその日の夜に頚部に痛みを感じたので、翌日、同じ整体に行き症状を伝えたところ、他の部位にマッサージをされた。その際、強めに施術をされ、より痛みが増したとのことで、2日後にハリアップ六本木ヒルズ院に来院された。
痛みは発症した時よりも悪化しており、今が一番痛い状態。
仕事はデスクワークをしており、仕事にも支障が出てしまうほど辛く、普段はマッサージ整体で当院を利用していたが、今回は痛みの軽減に鍼治療のほうが期待できると思い、問合せされた。

鑑別診断

右の頚部から肩にかけて張り感と後頚部の痛み。
頚部後屈、側屈、右回旋では痛みがあり可動域にも制限がかかる。
肩甲骨の上角部の熱感と肩甲骨内縁に筋肉の硬結を確認。
頚部への過度な刺激で、筋肉に炎症が生じて痛みが出ていると判断した。
患部への強めの刺激は避けながら、周辺の筋肉の緊張緩和と血流改善のための治療をし、早期回復を目指すことを共有した。

治療法

側臥位で頚部、肩、背部の状態を確認したところ、全体的に張り感があり、肩甲挙筋の筋緊張、肩甲骨内縁にも硬結・圧痛を確認した。
頚部から肩、脊際はやさしめの圧でマッサージ、上腕や前腕はしっかりとマッサージを行い、右上肢全体の筋緊張緩和と血流改善を行った。
マッサージ後に天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、上大椎(かみだいつい)、肩井(けんせい)、肩甲骨内縁の阿是穴に刺鍼と下線部には置鍼(それぞれ3~5分)し、抜鍼後に天柱、上大椎、肩井、肩甲骨内縁の圧痛を確認したところ、大分痛みが軽減しているのを自覚されていた。

状態を起こして動作確認をしたところ、頚部の可動域の拡大と動作時痛も軽減。
刺激過多になり過ぎないように初回の治療はこれで終了とし、次回は一般的に炎症がおさまってくるとされている3日後に施術を行うことがベストだと伝え、予約をとっていかれた。
3日後来院された際、動作時での痛みはまだ残存しているがそれでも大分楽になっているようで仕事もなんとかこなしているとのことだった。患部を触診したところ熱感はおさまっていたので、今回は患部を中心にマッサージ、鍼の刺激を入れながら施術。

施術後は頚部回旋時や後屈での痛みが消失していた。
もともと鍼の刺激が苦手な方だったので初回や2診目ともに鍼の刺激量はやさしめにして、置鍼の時間をしっかりと取りゆっくりと筋肉の緊張をとって行く施術を行った。

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