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自律神経失調症:自律神経失調症/鍼灸治療レポート22

女性 20代 会社員
症状:めまい

現病歴

普段デスクワークをしており、かなり忙しい日が続いていたので、睡眠時間もまともに取れない状態が続いていた。少し仕事が落ち着いたタイミングで気がつくと、フワフワするようなめまいがするようになり、酷くなると吐き気がするようになった。
しばらく様子を見ていたが、また仕事が忙しくなり睡眠時間が短くなるとめまいが悪化することが多くなるため、病院に行ったところ自律神経の失調と言われた。
自律神経の調整をするのに鍼治療が良いということを知り、ハリアップに問い合わせた。

鑑別診断

耳鳴りや難聴といった耳の症状はなく、睡眠時間が確保できないときや仕事が忙しくなりストレスが強くなるとめまいが強くなっていることから、自律神経の調整がうまくできず、交感神経優位の状態が続くことで末梢の循環が悪くなり、めまいを引き起こしていると考えた。

治療法

自律神経の調整のため、首から肩にかけての筋緊張改善を目的に鍼・マッサージ整体にて治療。
伏臥位にて、全身的にマッサージを行い、僧帽筋や菱形筋といった肩甲骨から首にかけての筋緊張が強くなっていることを確認。自律神経とも関連する脳脊髄液の流れを改善することを目的に、脊柱に手根で刺激を入れて、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、肩井(けんせい)、膏肓(こうこう)、志室(ししつ)に単刺し、首から肩にかけての筋緊張緩和や自律神経の調整にも関わる上大椎(かみだいつい)に置鍼した。
次に仰臥位にて、腹部のマッサージを行い、全体的に張り感を確認。天枢(てんすう)、関元(かんげん)、百会(ひゃくえ)に単刺を。耳周りの循環を良くすることを目的に耳門(じもん)に置鍼を行った。最後に頭部と耳周りにマッサージと手技を行い、施術後は首肩の凝り感が取れてスッキリしていることを実感された。
しばらく忙しい日が続きそうと話されたので、睡眠不足やストレスからまためまいに繋がるため、続けて治療していく必要性を伝え、次回は一週間後に予約確定。
セルフケアとして、短い中でも睡眠の質を良くするために、寝る直前に携帯やパソコンの画面など強い光を見ないこと、耳周りのマッサージを指導した。

一週間後に来院された際には、めまいは少し出ていたが吐き気まで出ることはなく、忙しい中でも身体の状態が良くなっていることを実感できて安心された様子だった。
鍼・マッサージ整体にて自律神経の調整を行うことを目的に治療を継続されている。

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